足汗・多汗症の
セルフチェック、
検査方法や重症度の判定

足汗・多汗症の
セルフチェック

足底(足蹠)多汗症のチェック項目は次の通りです。

  • 気温が高くない、運動をしていない時でも足の裏に多く汗をかく
  • 左右の足の裏で同量の汗をかく
  • 常に靴下が湿った状態になる
  • 足の裏に1週間に1回以上は多量の汗をかいている
  • 汗が原因で日常生活に支障が出ることがある
  • 睡眠中は汗をあまりかかない
  • 家族・親族に多汗症を発症している方がいる
  • 手足が冷たい

足汗・多汗症の
検査方法や重症度の判定

重症度の判定は自覚症状により以下の4段階に分類したHyperhidrosis disease severity scale(HDSS)を用いております。

HDSSスコア

 (1)まったく気付かない、邪魔にならない。

 (2)我慢できる、たまに邪魔になる。

 (3)どうにか耐えられる、しばしば邪魔になる。

 (4)耐えがたい、いつも邪魔になる。

 このうち(3)、(4)を重症の指標にしている。

minor法(ヨウ素-デンプン反応)

ヨウ素-デンプン反応を利用し、汗を黒く染色し、視覚的に発汗量を評価します。
腰部交感神経節ブロックの効果判定に使用すると写真のようになります。

腰部交感神経節ブロック(足底多汗症)

腰部交感神経節ブロック(足底多汗症)